当社のノズル試作の特徴とは
ノズルとは
ノズルは、液体やガスを精密に噴出させるための重要な部品であり、製造業や医療機器、自動車、さらには食品産業まで、さまざまな分野で利用されています。ノズルの形状や精度は、製品全体の性能に直接影響を与えるため、用途に応じた加工スペックが求められます。
本記事では、ノズル試作における材質と精度の重要性や、当社のノズル加工スペックについてご紹介します。
ノズル試作における材質と精度
ノズルの試作において、材質と精度が最も重要な要素です。たとえば、耐摩耗性が求められるノズルには超硬やセラミックスが用いられますが、コストの面でステンレスなどを選択する場合もあります。材質選定の段階で、どのような性能を重視するかが、試作の成否を分けるポイントです。
また、試作段階では、どの程度の精度が必要かを明確にすることも重要です。ミクロン単位の精度が求められる場合、円筒研削盤やプロファイル研削盤などの高精度加工機を使用して試作品を製作します。必要に応じて、鏡面ラップ仕上げや内面テーパー加工などの加工も行う必要があります。
当社ノズルの加工スペック
当社はお客様のご希望に応じて、ノズル試作をいたします。加工可能なスペックとしては下記のようになります。
当社のノズル試作が選ばれる理由
当社は長年ノズル製作において様々なお客様に選ばれてきました。そんな当社が選ばれる理由を3つご紹介します。
⓵特殊形状やロングノズルも1個から加工可能
キンコーが運営する「特注精密ノズル加工.com」では、1個からの精密ノズル加工のご依頼に対応しています。超硬やセラミックスなど、幅広い素材に対して多様な形状のノズル加工を行ってきた豊富な経験と技術を持ち、さらに高精度な加工を実現するための設備も充実しています。旋盤や円筒研削盤、プロファイル研削盤、成形研削盤を用いて高精度の円形加工を行い、高速微細加工機や細穴放電加工機で微細な穴加工にも対応。また、上下異形状加工や内面テーパー加工には、ワイヤーカット加工機や形彫り放電加工機を使用し、あらゆる精密ノズルのニーズにお応えします。
②あらゆるご要望に応える確かなノウハウと加工実績
「特注精密ノズル加工.com」では、超硬やセラミックスなどさまざまな素材に対応し、多様なご要望にお応えしてきました。特に、吐出ノズルは安定した吐出性能を維持するために、個体差を極力抑える必要があります。当サイトでは、ノズルの要求性能を正確に把握し、上面や内面を鏡面ラップ仕上げで丁寧に加工し、内面テーパー加工も高精度に行います。さらに、難易度の高いロングノズルや、内面が上下で異なる形状のノズル加工にも、技術力と設備を駆使して対応します。
③超高精度なノズル加工に加え、積極的なVA/VE提案も実施
「特注精密ノズル加工.com」では、お客様からいただいた図面通りに精密ノズルを加工するだけでなく、機能性とコストの両立を目指した最適な提案も行っています。ミクロン単位の精度が求められるノズル加工に対応するのはもちろん、工業製品であり消耗品でもある精密ノズルにおいては、性能とコストのバランスが重要です。たとえば、耐摩耗性が必要な先端部分に超硬を使用し、それ以外の部分にはステンレスを使用する分割構造の提案や、コストに応じた鏡面ラップ仕上げや精度の調整案など、ターゲットコストに基づいた最適な解決策をご提供しています。お客様のニーズに応じて、積極的な提案を行いながら、最適な加工をご提案いたします。
ノズル試作に関するよく頂くお問合せをご紹介
【Q】
丸穴以外のノズルを製作することは可能ですか?
【A】
はい製作可能です。
過去の製作実績では楕円穴、四角穴、テーパー穴、角錐穴があります。
ノズルの使用する環境に合わせて形状提案も可能です
【Q】
ノズルの先端が摩耗して困っています。いい提案はありますか?
【A】
はい、先端部のみ超硬とすることで、耐摩耗性を向上させつつ、コストを抑えることができます。
【Q】
1個からのノズル加工も依頼できますか?
【A】
1個からでも対応いたします。
ノズル加工においても1個からのご依頼に対応可能ですし、数が多くなっても対応が可能です。
【Q】
ノズルの設計を行って頂けますか?
【A】
はい、設計から対応しております。
どのような用途で使われるのかをお聞きした上で、こちらから最適な材質および形状をご提案することができますので、お気軽にご相談ください。 当社では3DCADも扱っておりますので、お客様との設計・イメージの擦り合わせもスムーズに行うことが可能です。
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